学会奨励賞受賞者

日本国際政治学会奨励賞 受賞者一覧

第17回受賞者(2024年度)
玉井隆「ワクチン接種の政治力学――ナイジェリアにおけるポリオ根絶イニシアティブを事例に」(『国際政治』211号所収)
第16回受賞者(2023年度)
崔智喜「中曽根政権期の対北朝鮮外交に関する研究――政府及び非政府レベルの2トラック外交に焦点を当てて」(『国際政治』210号所収)
第15回受賞者(2022年度)
大澤傑「ニカラグアにおける個人化への過程」(『国際政治』207号所収)
藤田吾郎「『芦田書簡』の再検討」(『国際政治』207号所収)
第14回受賞者(2021年度)
藤田将史「米国のIMF利用における国内的意図―多国間組織への委任の批判回避機能―」(『国際政治』204号所収)
第13回受賞者(2020年度)
早丸一真「一八六〇年代初頭における天朝の定制と外政機構の変動―中国近代外交形成論批判」(『国際政治』197号所収)
第12回受賞者(2019年度)
帶谷俊輔「『強制的連盟』と『協議的連盟』の狭間で―国際連盟改革論の位相」(『国際政治』193号所収)
第11回受賞者(2018年度)
佐桑健太郎「地域の同盟構造と国際紛争」(『国際政治』189号所収)
第10回受賞者(2017年度)
向山直佑「第三国による歴史認識問題への介入の要因と帰結 ―アルメニア人虐殺へのジェノサイド認定とトルコ」(『国際政治』187号所収)
第9回受賞者(2016年度)
黒田友哉「EC/アセアン関係の制度化  一九六七-一九七五年」」(『国際政治』182号所収)
第8回受賞者(2015年度)
佐藤悠子「文化大革命期中国におけるアインシュタイン批判」(『国際政治』179号所収)
第7回受賞者(2014年度)
石田智範「日米関係における対韓国支援問題、1977―1981」(『国際政治』176号所収)
第6回受賞者(2013年度)
崔慶原「日韓安全保障関係の形成―分断体制下の『安保危機』への対応、1968年」(『国際政治』170号所収)
第5回受賞者(2012年度)
山尾大「反体制勢力に対する外部アクターの影響」(『国際政治』166号所収)
第4回受賞者(2011年度)
福田円「中仏国交正常化(一九六四年)と『一つの中国』原則の形成」(『国際政治』163号所収)
第3回受賞者(2010年度)
五十嵐誠一「東南アジアの新しい地域秩序とトランスナショナルな市民社会の地平―ASEAN共同体の形成過程における『下』からのオールターナティヴな地域主義に注目して」(『国際政治』158号所収)
第2回受賞者(2009年度)
和田洋典「アメリカ型規制国家のグローバル化と制度的多様化」(『国際政治』153号所収)
芝崎厚士「朝永三十郎の国際関係認識」(『国際政治』156号所収)
第1回受賞者(2008年度)
井上正也「吉田茂の「逆浸透」構想」(『国際政治』151号所収)

学会奨励賞について

同賞は、国際関係論の若手研究者による研究を奨励する目的のもとに、2008年に創設されました。同賞が若手会員への刺激となって、研究が深化していくよう期待しています。

  1. 同賞の対象となるのは、前年度(前年4月から3月まで)に刊行された『国際政治』と International Relations of the Asia-Pacific に掲載された若手会員による論文です。
  2. 学会奨励賞選考委員会が同賞受賞論文を総合的に、かつ慎重に選考します。
  3. 対象となる論文は、単著、共著を問いません。
  4. 若手会員とは、論文刊行時に40歳以下(40歳を含む)の会員を指します。
  5. 同賞は、原則として年1編の論文に贈られます。
  6. 過去の学会奨励賞受賞論文と同一の著者(共著の場合は組み合わせを含めて同一の著者)が執筆した論文は、対象になりません。

本学会刊行の雑誌への投稿を歓迎します。ご健闘を祈っています。

(学会奨励賞選考委員会主任)