【会員からの投稿】 国際交流日米センター/安倍フェローシップ25周年記念シンポジウム(11月15日)のお知らせ
国際交流基金日米センターと安倍フェローシップ・プログラムが1991年に創設されてから四半世紀が過ぎ、この間に世界はそれを構成するシステムとともに大きく変化しました。中国やインドが台頭して、G20、AIIB等の新しく影響力のある国際機関が設立され、EUやアセアンといった地域協力機構の役割も変わってきました。国際関係上のパワーは分散され、貿易は複雑化し、公的扶助は不安定となり、外交は緊要度を増し、グローバル・ガバナンスはますます難しくなっています。それまでの国際的なシステムとブレトンウッズ体制(世界銀行、国際通貨基金、世界貿易機構)は、このような大きなトレンドの展開に対応を余儀なくされています。
本シンポジウムでは、この25年間の国際関係の変容と進展を振り返りながら、外交、安全保障、貿易、金融、における地政学的トレンドから未来を考えます。また、日米がどのような挑戦や課題に直面しそれらにどう取り組んできたのか、またその過程で安倍フェローシップを含む日米知的コミュニティが問題の理解と解決・改善にどのように貢献してきたのかを議論します。2つのパネルには上記の諸問題に関わる研究に取り組んできた安倍フェローが登壇します。
開催概要
- ◆日時:
- 2016年11月15日(火曜日) 13時~18時 (12時開場)
- ◆会場:
- 虎ノ門ヒルズフォーラム メインホール
東京都港区虎ノ門1-23-3 虎ノ門ヒルズ森タワー5階
(銀座線「虎ノ門駅」1番出口 徒歩約5分) - ◆実施言語:
- 日本語・英語 (同時通訳あり)
プログラム:
「世界の変化と日米パートナーシップ」
- 基調講演1
- 岡本行夫(外交評論家)
- 基調講演2
- ジェラルド・カーティス(コロンビア大学名誉教授)
- 特別対話
- 田中明彦(東京大学教授)
シーラ・スミス(外交問題評議会上級研究員)
添谷芳秀(慶應義塾大学教授) - パネル1 国際関係・安全保障・外交
- 古城佳子(東京大学教授)
高原明生(東京大学教授)
リチャード・サミュエルズ(マサチューセッツ工科大学教授)
ムタイア・アラガッパ(アメリカン大学特別研究員)
中西寛(京都大学教授) - パネル2 国境を越える経済・金融システム
- 杉原薫(政策研究大学院大学教授)
ミレヤ・ソリス(ブルッキングス研究所シニアフェロー)
サーディア・ペッカネン(ワシントン大学教授)
伊藤隆敏(コロンビア大学教授)
バーバラ・スターリング(ブラウン大学教授)
詳細についてはこちらをご覧ください。
- ◆主催:
- 国際交流基金 日米センター(CGP)
- ◆共催:
- 米国社会科学研究評議会(SSRC)
- ◆後援:
- 外務省、アメリカ大使館
- ◆お申込み:
- https://comm.stage.ac/fellow25th/
- ◆お問い合わせ:
- 国際交流基金日米センター (CGP)
電話:03-5369-6072
Eメール:cgpc@jpf.go.jp
(メールを送る際は、全角@マークを半角@マークに変更してください。)