【会員からの投稿】 「グローバル関係学」若手研究者報告会(2月3日、4日)のご案内
日本国際政治学会会員各位
このたび新領域研究「グローバル関係学」では、「グローバル関係学」に関連する若い研究者の研究報告を公募し、厳選な審査を経て以下のとおり研究報告会を開催することといたしました。
日時:2018年2月3日・4日 午前9時30分~午後6時40分(開場:午前9時)
場所:早稲田大学早稲田キャンパス 11号館701号室
https://www.waseda.jp/top/access/waseda-campus
「グローバル関係学」事業では、若手研究者の育成を事業の重要な役割と位置付け、総括班に若手育成委員会を設置、毎年「グローバル関係学」を目指す若手研究者の報告会を行っております。
一般公開となりますので、ぜひみなさまの積極的なご出席を賜り、ご助言などいただければ幸甚です。
以下、プログラムです。
2018年2月3日(土) Feb.3 (Sat.) 司会進行 鈴木 絢女
- 9:30~9:40
- 酒井 啓子(千葉大学)開会の挨拶 opening remarks
- 9:40~10:20
- 梁 立成(千葉大学)
「地域経済統合と企業の異質性に関する分析」 - 10:20~11:00
- 西 直美(同志社大学)
「タイ深南部におけるイスラームとナショナリズム」 - 11:00~11:10
- 【休 憩 coffee break】
- 11:10~11:50
- 小山 友(千葉大学)
「国家形成とエスニック・マイノリティー現代オランダ社会にみるイスラム系移民の相克ー」 - 11:50~12:30
- 橋本 直子(Sussex大学)
「なぜ国家は難民を受け入れるのか」 - 12:30~13:30
- 【ランチタイム lunchtime】
- 13:30~14:10
- 藤井 広重(宇都宮大学)
「歩み寄るアフリカと国際刑事裁判所:再構築される関係性のパラドックス」 - 14:10~14:50
- 大平 和希子(東京大学)
「増加する土地問題と土地ガバナンス見直しの重要性:伝統的権威が果たせる役割の考察」 - 14:50~15:30
- 張 雲(H29年度公募研究採択) (新潟大学)
「国際エピステミック・コミュニティと国際関係における相互認知再形成のメカニズム」 - 15:30~15:40
- 【休 憩 coffee break】
- 15:40~16:20
- 須永 修枝(東京大学)
「ロンドンでの「ソマリランダー(ソマリランド人)」によるコミュニティ団体活動に注目」 - 16:20~17:00
- 渡貫 諒(国際基督教大学)
「国際法学における規範の選択問題」 - 17:00~17:40
- ヘーゼルハウスヘラト(筑波大学)
「Narratives of Transnational Encounter」 - 17:40~17:50
- 酒井 啓子/石戸 光 閉会の挨拶 closing remarks
2018年2月4日(日) Feb.4 (Sun.) 司会進行 鈴木 絢女
- 9:30~9:40
- 酒井 啓子/石戸 光(千葉大学)開会の挨拶 opening remarks
- 9:40~10:20
- 水野 貴之(H29年度公募研究採択) (国立情報学研究所)
“Exploiting global buyer-supplier networks to improve supply chain due diligence” - 10:20~11:00
- 上原 健太郎(京都大学)
「イスラーム型マイクロクレジットをめぐる経済主体の連関とその意義: 現代マレーシアにおける動産担保貸付(Ar-Rahnu)に着目して」 - 11:00~11:10
- 【休 憩 coffee break 】
- 11:10~11:50
- Mammadov Alibay(北海道大学)
「アゼルバイジャン人のナゴルノ・カバノフ紛争の捉え方ーアゼルバイジャン共和国の国内避難民への調査を元に」 - 11:50~12:30
- 宮地 隆廣(H29年度公募研究採択)(東京大学)
「トランスナショナルな社会運動の隘路:ラテンアメリカ先住民運動を事例に」 - 12:30~13:30
- 【ランチタイム lunchtime 】
- 13:30~14:10
- 南波 慧(一橋大学)
「構造的暴力としてのEU国境管理レジーム」 - 14:10~14:50
- 調整予定
- 14:50~15:30
- Ozkan Esma(東京外国語大学)
“The Gezi Park Protests and Post-Protest Political Organization in Turkey” - 15:30~15:40
- 【休 憩 coffee break 】
- 15:40~16:20
- Azar Meryam(東京外国語大学)
“Political communication during the Syrian crisis” - 16:20~17:00
- 村上 拓哉(中東調査会)
「体制転換の脅威と君主制国家間同盟:「テロリスト」認定を巡る湾岸諸国間のパワー・ポリティクスがもたらす新たな紛争」 - 17:00~17:10
- 【休 憩 coffee break 】
- 17:10~17:50
- 岡部 友樹(京都大学)
「第二共和制レバノン(1990-)における権力分有体制と合意形成過程」 - 17:50~18:30
- 小林 周(日本エネルギー経済研究所)
「リビア周辺地域における「非統治空間」の発生と非国家暴力主体の越境活動」 - 18:30~18:40
- 酒井 啓子/石戸 光 閉会の挨拶 closing remarks
年度末、試験期間のお忙しい時期とは存じますが、何卒ふるってご参加いただけますよう、よろしくお願いいたします。
酒井啓子(新学術領域研究「グローバル関係学」代表)