【会員からの投稿】 国際シンポジウム 「国際法における『戦争難民』、そして市民社会の役割」(9月23日)のご案内
シリアから出国した難民だけでもその数は500万人を超えますが、その解決の見通しはいまだ立っていません。
国際法は、武力紛争から国外に逃れた人々、「戦争難民」にどう関わってきたのでしょうか?またこれから、どう関わるべきなのでしょうか?さらに、大学関係者や弁護士を含む市民社会の役割は何なのでしょうか?
このような問題意識を出発点に、欧州人権裁判所の裁判官や国際難民法の有識者、国内の専門家などをお招きし、以下の要領で国際シンポジウムを開催します。
どうぞ、ふるってご参加ください。
日本弁護士連合会・国際基督教大学(ICU)平和研究所(PRI) 共催
日本国際基督教大学財団(JICUF)助成プログラム
国際シンポジウム
国際法における「戦争難民」、そして市民社会の役割
- ◆日時:
- 2017年9月23日(土)10:00~16:30
- ◆場所:
- ICU(国際基督教大学)東ヶ崎潔記念ダイアログ・ハウス
交通アクセス<http://www.icu.ac.jp/about/access/>
東ヶ崎潔記念ダイアログ・ハウス<http://www.icu.ac.jp/about/campus/> - ※日本語・英語同時通訳:あり
※事前登録と会費:不要 - ◆お問い合わせ先:
- 新垣修(モデレーター、PRI所員)<aosamu@icu.ac.jp>
URL:http://www.icu.ac.jp/events/20170905.html
プログラム
- 10:00-10:15
- 開会と趣旨説明 (モデレーター)
- 10:15-10:20
- 挨拶 (ICU学長・日比谷潤子)
- 10:20-11:00
- 講演1 「国際法における『戦争難民』」
(Judge Hugo Storey, Ph.D, Upper Tribunal, UK) - 11:00-11:40
- 講演2 「難民、武力紛争と欧州人権裁判所」
(Judge Martines Mits, Ph.D, the European Court of Human Rights) - 11:40-12:10
- コメントと議論 (中坂恵美子・中央大学教授)
- 12:10-13:00
- 昼食
- 13:00-13:10
- 挨拶 (PRI所長・笹尾敏明)
- 13:10-13:40
- 講演3 「市民社会は『戦争難民』の保護のために何ができるか?」
(石川えり・難民支援協会代表理事) - 13:40-14:10
- 講演4 「大学は『戦争難民』の保護のために何ができるか?」
(高田亜樹・JICUFコミュニケーションズ・ディレクター) - 14:10-14:40
- コメントと議論 (Prof. Allen Kim, ICU)
- 14:40-14:50
- 休憩
- 14:50-15:30
- パネル・ディスカッション
(川内敏月・UNHCR駐日事務所副代表と4名の講話者) - 15:30 -16:00
- 質疑応答
- 16:10-16:25
- 要約と提言 (関聡介・弁護士)
- 16:25-16:30
- 挨拶 (川上詩朗 日本弁護士連合会 人権擁護委員会副委員長)
- 16:30
- 閉会 (モデレーター)