【会員からの投稿】 グローバル・ガバナンス学会 第10回研究大会(5月13・14日)のお知らせ

グローバル・ガバナンス学会第10回研究大会のご案内

 5月13・14日に名古屋大学において開催されます、グローバル・ガバナンス学会第10回研究大会のご案内でございます。
 今年から研究大会は年一回になりました。またそれに伴って、大会日程は 2 日間といたしま した。日程が長くなった分、多様なテーマのセッションが組まれており、それは本学会が広範な 研究領域をカバーする学会であることの現れだと思います。また今回は、両日に渡り共通論題部会を市民公開セッションとして社会との接点を広げる一方、会員限定BBM(ブラウン・バッグ・ ミーティング)では中谷元衆議院議員・前防衛大臣をお招きするなど、開催方法についても新しい試みに挑戦してみました。
 各部会では、人道的問題、通商戦略、国連システムなど、様々なガバナンスの現状とそれに伴う問題を取り上げ、理論的検証と討論を行います。加えて、時間軸の視点から、戦間期、冷戦期 など歴史研究に関する部会も企画しました。これらのアプローチからは、グローバル・ガバナンスの全体像の把握とともに、日本の立ち位置や今後の可能性の模索に繋がる知見が得られるものと考えます。
 折しも米国ではトランプ政権が誕生し、ヨーロッパでポピュリズムが勢いを得ています。その中で、各国の政治・社会がどのように変化するのか、学界だけではなく広く一般社会で、大きな懸念と関心が持たれています。そこで、二つの共通論題では、トランプ政権と世界のポピュリズムをテーマに、グローバル・ガバナンスの立場から、世界の現状と将来について市民の皆様と一緒に考えてみたいと思います。

 詳細はグローバル・ガバナンス学会ホームページ(http://globalgovernance.jp/)をご覧ください。