【会員からの投稿】 ISA2017年2月ワシントン郊外Baltimoreでの年次国際会議の参加・報告依頼のお知らせ

国際政治学会会員の皆様へ

ISAワシントン郊外Baltimoreでの2017年2月22-25日国際会議ご参加のお願い、
特に中堅・若手研究者への呼びかけ

いつもお世話になりありがとうございます。
日本国際政治学会会員、特に中堅・若手研究者にご案内しております。
(先生方には、ぜひ若手院生、ポスドクないし40代の研究者にも転送いただければ幸いです)

現在、ISAは、来年のワシントン郊外Baltimoreでの世界大会での報告者を、老若男女ともに募集しております。
International Studies Association (ISA世界国際関係学会)は、現在7000人の組織メンバーを持ち、そのうち、教授准教授ほか有職者その他が5000人、2000人が、PhDないしドクターの若手研究者たちからなっています。世界的に著名な錚々たる国際政治経済研究者がトップを占めていますが、北米以外のメンバーも、現在3000人に上っています。(ISA Data2016)
毎年、5000人を大きく超えるメンバーが年次大会に参加しますが、来年2月末には、ワシントンの郊外Baltimoreで国際会議が開かれ多くの参加が見込まれる予定です。
大テーマは、Understanding Change in World Politicsとなっています。
サブタイトルは数多くあり、国際政治、地域政治、安全保障、地域統合などに関するいかなるテーマ報告でも可能です。

ISA’s 58th Annual Convention,
February 22nd – 25th, 2017, Baltimore, Maryland
http://www.isanet.org/Conferences/Baltimore-2017
http://www.isanet.org/Conferences/Baltimore-2017/Call
(Call for proposal です。申し込み前に会員登録が必要です)

移民研究、女性研究、その他のAwardや若手支援Awardもありますので、積極的に応募してください。
近年、中国やASEANの成長に押されて、日本からの参加者が減っておりますが、特に中堅、若手、女性の参加が世界的に期待されており、日本からの参加も大変待たれております。
先生方には、ぜひ中堅・若手の方々を連れて、ご参加いただきますよう、お願い申し上げます。
アメリカ以外にも、ヨーロッパ、ロシア、ラテンアメリカ、中東、アジアからは毎年、中国、韓国、ASEAN, インドなどからも多数の研究者が参加しております。
ISAのホームページを訪れていただければわかると思いますが、国際関係、政治経済、国際関係理論のみならず、様々な領域の地域研究、安全保障研究歴史研究、ジェンダー研究、ロシア東欧研究、EU研究、アジア研究、文化研究、社会学研究など様々な領域からなり、またパネルも極めて多いので、若者たちのPhD論文の報告等も含めて受け入れられやすい環境になっております。
ぜひ皆様のパネル参加、個人参加を宜しくお願いいたしますとともに、積極的に若手研究者(40以下、あるいは、50以下)の方々に参加を呼び掛けて戴ければ幸いです。

若手の場合には、申請すれば、ISAから参加費補助が出ます。
また、日本国内の学会でも、若手研究者の場合補助が出ることが多いので、ぜひ奮ってご参加ください。
6月1日が報告受付の締め切りですので、連休中にご検討いただき、5月中旬をめどに、申し込んでいただければと存じます。
パネルでも、個人でも、応募できます。若手は特に、ドクター論文、修士号取得後の報告でも結構ですので、初めてのアプライを含め、どうぞよろしくお願いいたします。
また、ISAは、様々のBook Awardや、若手のArticle Awardも設けており、英語で著書を書かれた方、また英語の論文を出された方は審査の結果、国内外限らず表彰され、賞金が出ます。(締め切りに注意してください)
1昨年は日本の著書(英語)2冊が審査に残りました。昨年は復旦大学の研究者も賞を獲得していました。今年は移民難民研究の優れた研究者にAwardが出ます。ぜひ、積極的に、報告希望、Travel Fund, Book-Article Award, Distinguish Scholar Awardなどに応募していただければと思います。

まだ国際会議で報告したことがない若手研究者・非常勤の方を含め、ぜひご参加ください。できるだけサポートさせていただきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

羽場久美子
青山学院大学
ISA Vice President
(2016-17)