米国社会科学研究評議会(SSRC)より 、若手専門家の発信力強化および米国派遣プログラム2016年度参加者募集のお知らせ
New Voices from Japan:
若手専門家の発信力強化および米国派遣プログラム
2016年度参加者募集のお知らせ
米国社会科学研究評議会(SSRC)は「New Voices from Japan (NVJ)」若手米国派遣プログラム2016 年度の参加者
を募集します。このプログラムは日米の学界と政策のコミュニティにとって重要な課題を研究する有望な若手研究者・
専門家を特定し、英語での発信力強化を行うものです。日米間の幅広い政策課題に関する率直で開かれた議論を担
うことができる次世代の専門家を育成することを目標としています。
本プログラムは笹川平和財団からの助成により実施を予定しています。
NVJ プログラム参加のメリット:
- 発表と議論のための米国研修旅行への参加。若手日本人政策専門家および発表経験豊富なメンタ―およびスタッフともにNVJ グループとして派遣されます。
- メンターおよびトレーナーによる国際会議・ワークショップ・公開講義・政策論議に参加するために必要な技能を身につけるための指導を英語で受ける。
- アメリカでのあるいは国際的な聴衆に対する効果的なコミュニケーションの技術、また、政策に関する意見を発表する(Op-Ed 等の)ためのペーパーの書き方の指導が受けられる。
- 米国での一般向けの公開セミナーや専門家との政策ディスカッションで発表・議論する機会が与えられる。
- 米国の学術、政策コミュニティから学び、ネットワーク構築をする機会がある。
NVJ 参加メンバーは年間6 名(半年ずつ募集の場合は3名ずつ)選抜されます。2016 年度参加メンバーの研修は5月から定例研修が行われ、9 月まで月に2-3 回研修を受けます。その後、前期派遣メンバー3 名は9 月中ごろに発表と意見交換のための7‐10 日間の派遣旅行に参加します。後期メンバーの派遣旅行は翌年の1月後半を予定しています。これまで過去のNVJ メンバーが発表・政策議論を行った訪問先には、東西センター、ブルッキングス研究所、米国議会調査局、CSIS、ジョンズ・ホプキンズ大学(ワシントンDC)、コロンビア大学(ニューヨーク)、ライス大学(ヒューストン)、ジョージア工科大学(アトランタ)等があります。
当プログラムの対象となるのは日米の政策対話の中心にある諸問題に専門的知識のある、若手研究者・専門家です。これらの諸問題には、安全保障、対外政策、日本の政治および外交、日本のビジネスと経済、エネルギーと環境、開発、ジェンダー、人権、移民、高齢化社会などの問題が含まれます。
応募資格は以下の通りです。
- 日本国籍または永住権をもつ。
- 日本の研究・教育機関・シンクタンク等にフルタイムで所属する学者、研究者、政策に関わる専門家で米国での政策対話や公開プレゼンテーションの機会に興味がある。
- 最近10年以内に博士号または当該分野の最終学位を取得している、あるいは同年代で同等の専門的な経験を有する。
- 上記の政策課題に関わる民間所属の実務家・専門家の応募も可能。
応募ご希望の方は3月15日(火)までに (★を@に置き替えてください) へ以下の書類を添付してお申し込みください。(締め切り期日が一ヶ月延長されました)
- 連絡先および応募動機を記したカバーレター。英文または和文のものを1部。
- 英文履歴書(Curriculum Vitae)1部。但し出版物・発表等は日本語で記載可。
- 研究関心と政策関連性(A4 2-3 頁)。英文および和文で、それぞれ1 部ずつ提出し、以下の二点を含むこと。
- 現在の研究課題や関心とそれらがどのように政策課題に関わっているか。
- 日米での政策議論において、自身が研究を通して貢献できること。
- 海外留学・研究滞在の経験および国際会議等での英語による発表、国際共同プロジェクトへの参加経験のリスト。
お問い合わせ、ご質問等は上記アドレスへメールでお願いします。
ご応募お待ちしております。
米国社会科学研究評議会(SSRC)