米国社会科学研究評議会(SSRC)より 、若手研究者・専門家の発信力強化および米国派遣プログラムのお知らせ
New Voices from Japan:若手専門家の発信力強化および米国派遣プログラム
米国社会科学研究評議会(SSRC)は「New Voices from Japan」と題する新しい若手米国派遣プログラムを開始します。このプログラムは日米の学界と政策のコミュニティにとって重要な課題を研究する有望な若手研究者・専門家を特定し、英語での発信力強化を行うものです。このプログラムは笹川平和財団からの助成を受けています。
日米関係はアジア・太平洋で最も重要な二国間関係としばしば言及されます。この同盟と友好関係を長く維持する鍵となってきたのは、幅広い政策課題に関する率直で開かれた議論です。この議論は両国においてそれらの課題に詳しく、相手側が前提としているところを理解した専門家によって行われてきました。このような高度な政策対話を前世代に引き続き担える人材を育成することを目標としています。
本プログラムでは若手政策専門家を8-10名募集して研修グループをつくります。米国での発信経験の深い日本人メンターおよびSSRCトレーナーの指導の下、最長2~3年間、国際会議・ワークショップ、講演や政策議論に参加するために必要な技能を身につけるための研修を受けることができます。その中から順次、選抜されたメンバーが、米国での発表と意見交換のために派遣の機会を与えられます。
米国社会科学研究評議会(SSRC)は、日米の政策対話の中心にある諸問題に専門的知識のある、若手研究者・専門家で、本プログラム第一期研修グループへの参加者を募集します。これらの諸問題には、安全保障、対外政策、日本の政治および外交、日本のビジネスと経済、エネルギーと環境、開発、ジェンダー、人権、移民、高齢化社会などの問題が含まれます。
応募資格は以下の通りです。
- 日本国籍または永住権をもつ。
- 日本の研究・教育機関・シンクタンク等にフルタイムで所属する学者、研究者、政策に関わる専門家で米国での政策対話や公開プレゼンテーションの機会に興味がある。
- 最近10年以内に博士号または当該分野の最終学位を取得している、あるいは同年代で同等の専門的な経験を有する。
- 上記の政策課題に関わる民間所属の実務家・専門家の応募も可能。
本プログラムの第一期グループ研修は11月から開始されます。
応募ご希望の方は10月22日(水)までに (★を@に置き替えてください) へ氏名と所属先を明記の上、メールでお送りください。参加者の定員は上限10名で、締め切り後の追加募集および次回募集についてはお問い合わせください。
http://www.ssrc-nvj.info/ 米国社会科学研究評議会(SSRC)