シンポジウム「国連・武器貿易条約(ATT)交渉の行方: 武器移転規制の意義と課題」のお知らせ

シンポジウム
国連・武器貿易条約(ATT)交渉の行方: 武器移転規制の意義と課題

【日時】 2012年6月9日(土)13:30-16:50 (13時開場)
【場所】 拓殖大学文京キャンパスC館3階305教室
【住所】 〒112-8585 東京都文京区小日向3-4-14
【参加費・参加方法】 無料・事前申込制(参加申込方法は下記)
【言語】 日本語のみ

【より詳細な情報は、以下のリンクをご覧ください】
http://aacs.blog44.fc2.com/blog-entry-75.html

【登壇者】
佐藤丙午(拓殖大学海外事情研究所教授)
夏木碧(オックスファム・ジャパンポリシー・オフィサー/「武器と市民社会」研究会事務局担当)
河野光浩(外務省軍縮不拡散・科学部通常兵器室室長)
岩本誠吾(京都産業大学法学部教授)
杉原浩司(核とミサイル防衛にNO!キャンペーン)
森本正崇(慶應義塾大学SFC研究所上席所員<訪問>)

【参加申込方法】
2012年6月8日(金)迄に、以下の「武器と市民社会」研究会事務局宛に、Eメールでお申込ください
● 事務局:aacs_seminar_mail
  (お手数ですが、@を一つだけにしてお送りください)
● メール件名を「研究会参加申込」とし、メール本文に①お名前②ご所属をご記入のうえ、登録確認のメールを受信いただけるメールアドレスから送信ください。定員(130人)に達した時点で締め切りとさせていただきます。

【趣旨】
武器貿易条約(Arms Trade Treaty: ATT)については、NGOによる2003年からの「コントロール・アームズ」キャンペーンによる強い訴えを背景に、2006年の国連総会決議以降、国連でのプロセスが展開しました。そして、2009年国連総会決議に基づき、2012年7月に国連で条約交渉会議が開催されることになっており、これに向けた国連準備委員会での議論が2010年から行われてきました。

1990年代以降の通常兵器全般に関する議論においては、対人地雷等の「非人道兵器」とみなされた特定の兵器とは異なり、禁止ではなく「より良い規制」が目指されています。つまり、国家の自衛権と、それに伴う通常兵器の配備を認めた上で、開発、製造から取引、管理、使用等を含む各局面における規制のありかたが議論されています。

では、通常兵器の国際移転の局面に関するATTは、どのように「よりよく規制」することが提案されているのでしょうか?ATTについてはこれまでどのような議論があり、7月交渉会議直前の段階での論争点は何なのでしょうか?それぞれの論争点について、他の国々はどのような見解を持ち、NGOは何を求めており、日本はどのような立場をとっているのでしょうか?そして、7月の交渉の行方は、どのようなものが考えられるのでしょうか?

このシンポジウムでは、ATT国連プロセスに関与してきたNGOや外務省の担当者、関連分野の研究者や活動家らが、専門や立場の違いをこえて討論し、多角的に検討します。

【主催】
「武器と市民社会」研究会、拓殖大学 海外事情研究所、(特活)オックスファム・ジャパン
【後援】(五十音順)
公益社団法人アムネスティ・インターナショナル日本、特定非営利活動法人インターバンド、核とミサイル防衛にNO!キャンペーン、世界連邦運動協会、特定非営利活動法人テラ・ルネッサンス、特定非営利活動法人ネットワーク『地球村』