【会員からの投稿】成蹊大学アジア太平洋研究センター(CAPS)主催研究会「戦後沖縄の政治と行政―「保守」と「革新」を問い直す」(2月21日)のご案内
成蹊大学アジア太平洋研究センターでは、2月21日(月)にオンライン(ZOOM)にて研究会を開催いたします。参加を希望される方は下記Formよりお申し込みください。メールにて参加URLをお送りいたします。
https://forms.office.com/r/ZMFebJcfSR
お問い合わせは成蹊大学アジア太平洋研究センターcaps@jim.seikei.ac.jpまでご連絡ください。
- 日時:
- 2022年2月21日(月)14:00~17:00
- 司会:
- 小松寛(成蹊大学アジア太平洋研究センター 主任研究員)
- 報告:
- 高江洲昌哉(神奈川大学等 非常勤講師)
「反共社会の形成と反米政党の活動―人民党への支持と活動を事例にして」 - 川手摂(後藤・安田記念東京都市研究所 主任研究員)
「沖縄県庁の幹部人事―「保革の論理」と「行政の論理」の交錯」 - 櫻澤誠(大阪教育大学教育学部 准教授)
「「オール沖縄」・翁長県政とは何だったのか」 - 討論:
- 上原こずえ(東京外国語大学世界言語社会教育センター 講師)
池宮城陽子(日本学術振興会 特別研究員PD)
趣旨:今年、1972年の沖縄返還から50年目を迎える。日本復帰後の沖縄政治もまた、保守と革新の対立を主軸として展開されてきた。この保革対立は米軍占領期からの継続性を有しながらも、時流の変化に呼応し変容してきた。戦後沖縄における保守と革新とはどのような特徴を有し、沖縄をめぐる政治にいかなる影響を与えてきたのか。そこで本研究会では2022年1月刊行の『戦後沖縄の政治と社会―「保守」と「革新」の歴史的位相』(平良好利・高江洲昌哉編、吉田書店)から3名の執筆者が報告を行い、歴史学および行政学の視座から戦後沖縄の保守と革新を問い直す。