【会員からの投稿】 シンポジウム「「アラブの心臓」に何が起こったのか:現代中東の実像を捉える」(1月12日)のご案内
公開シンポジウム
「アラブの心臓」に何が起こったのか:現代中東の実像を捉える
◆日時・会場
- 日時:2019年1月12日(土)13:00~17:00(開場 12:30)
- 開場:立命館大学衣笠キャンパス・創思館1Fカンファレンスルーム
(定員140名、登録不要・参加費無料)
http://www.ritsumei.ac.jp/accessmap/kinugasa/ (アクセス))
http://www.ritsumei.ac.jp/campusmap/kinugasa/ (キャンパスマップ)
◆登壇者(敬称略)
- 報告1 「シリア――黙殺される復興」(青山弘之・東京外国語大学)
- 報告2 「エジプト――「安定」は虚像か実像か?」(横田貴之・明治大学)
- 報告3 「シリア――イスラーム過激派の衰退」(髙岡豊・中東調査会)
- 報告4 「イラク――宗派対立の拡大条件」(山尾大・九州大学)
- 報告5 「レバノン――「決めない政治」をやめるフリをすることを「決める」」(末近浩太・立命館大学)
- 報告6 「ヨルダン――ハーシム家レジームの清算と継承」(吉川卓郎・立命館アジア太平洋大学)
- 報告7 「イスラエル――法の精神として現前するナショナル・アイデンティティ」(濱中新吾・龍谷大学)
- 総合討論 報告者、討論者(岩坂将充・同志社大学)(今井宏平・アジア経済研究所)
◆趣旨
イスラーム国(IS)の猛威が去った今も、「アラブの心臓」と呼ばれる諸国を中心に、中東では政治的な混乱が続いています。本シンポジウムでは、青山弘之編『「アラブの心臓」に何が起きているのか:現代中東の実像』(岩波書店, 2014年)の執筆者たちが、刊行後のフォローアップとして、最新の研究成果を踏まえながら、今の中東の実像と将来の展望を語ります。
◆主催(共催)
- 科学研究費補助金・新学術領域研究(研究領域提案型)「グローバル関係学」計画研究B02「越境的非国家ネットワーク:国家破綻と紛争」(研究代表者:末近浩太)
- 科学研究費補助金・基盤研究(A)「東アラブ地域の非公的政治主体による国家機能の補完・簒奪に関する研究」(研究代表者:青山弘之)
- 科学研究費補助金・基盤研究(B)(海外学術調査)「現代中東におけるイスラーム主義運動の動向と政治的帰結に関する比較理論研究」(研究代表者:末近浩太)
- 立命館大学国際地域研究所プロジェクト「中東地域研究の新たなパラダイム構築に向けて:宗教と政治の絡み合いを再考する」(研究代表者:末近浩太)
- 龍谷大学社会科学研究所 共同研究プロジェクト「中東諸国民の国際秩序観」(研究代表者:濱中新吾)
◆お問い合せ
二宮(立命館大学・末近浩太研究室):17v00017@gst.ritsumei.ac.jp