【会員からの投稿】 日本行動計量学会 第19回春の合宿セミナー(2月26日~28日)のお知らせ
日本行動計量学会 第19回春の合宿セミナーのお知らせ
第19回春の合宿セミナー実行委員長
横山 暁(帝京大学)
日本行動計量学会が毎年開催している日本行動計量学会春の合宿セミナーを今年度は下記の要領で開催します.都内近郊での開催となりますが,勉強に集中するために完全合宿形式での実施となります.
既に申し込みが開始しており,特にAコースに関しては既に予定定員を増やしての対応となっており近日中に申し込みを一旦停止する可能性もあります.参加をされる方はどうぞ早めにお申し込みください.
【Aコース】 テーマ:今日から始めるベイジアンモデリング
【Bコース】 テーマ:Pythonを用いた統計解析入門
◆募集人数:各コース 先着30名程度
◆申込方法:下記ウェブページで2017年1月16日に申込み開始
◆詳細: https://sites.google.com/site/bsjspringseminar/home
【Aコース】
- テーマ:
- 今日から始めるベイジアンモデリング
- 講師:
- 山口大学教育学部 准教授 小杉考司 先生
- コース紹介:
- 「ベイジアンモデリング」は聞いたことがあるけどよくわからない,実際にどうやって扱えばよいのかわからない,という方向けに,ベイジアンモデリングのコースを用意しました.講師はベイジアンモデリングの専門家である山口大学の小杉先生にお願いしました.小杉先生のもとで基礎から応用まで楽しく一気に勉強しましょう.
- コース概要:
- ベイジアンモデリングはStanというソフトウェアを使って簡単に実践することができます.Stanを統計環境Rから使うことで,モデリングの前後に必要なデータの整形や図表の出力との連携も,一手に扱うことができます.
コースの初めには,RとRStudioの環境の準備から解説します.二日目からは,ベイズの文脈で扱うテーマは平均値の差や線形モデルについてのベイズ推定といった基本的な統計モデルから,帰無仮説検定が抱える問題提起とベイズ的解決法,階層線形モデルへの拡張の仕方といった応用的側面まで解説します.このコースの目的は,今後いっそう広まるであろうベイズの世界では何がどう変わるのかを理解すること,です. - 講義スケジュール(予定):
- 2月26日(日)
- 18:30~20:30 環境の準備.R,Rstudioの使い方
- 2月27日(月)
- 9:30~12:00 RでStanを使ってみよう
13:30~18:00 ベイジアン分析の実際 - 2月28日(火)
- 9:30~12:00 少し進んだベイジアン分析1
13:30~15:00 少し進んだベイジアン分析2
【Bコース】
- テーマ:
- Pythonを用いた統計解析入門
- 講師:
- 岡山理科大学 総合情報学部 情報科学科 准教授 柳貴久男 先生
- コース紹介:
- データ分析を行うにあたり,市販の分析用のソフトウェアを利用するだけでは不十分であることも多く,またデータの事前加工や繰り返して分析を行う際にはプログラミング言語の利用が必要になっています.そこで本コースでは,データ分析で近年着目されているプログラミング言語であるPythonを取り上げ,環境構築を含む基礎から学習するコースを用意しました.Pythonはこれ自身でもデータ分析ができると同時に,他のプログラミング言語(R言語やC言語)やデータベースとも連携して利用することができます.
講師にはPythonの使用歴の長い岡山理科大学の柳先生にお願いをしました.Pythonの初学者に最適なコースとなっております.ぜひ参加をご検討ください. - コース概要:
- 本講義では,近年データ分析を行う際に着目されているプログラム言語であるPythonについて,環境構築からプログラミングの基礎,さらに統計解析について,実習を通しながら学習していきます.PythonまたR言語などの他の言語との連携についても扱います.
Pythonの初学者向けの講習であり,プログラム言語についてあまり扱ったことがない方でも安心して学習することができます.これを機にPythonでデータ分析を行えるようになりませんか? - 講義スケジュール(予定):
- 2月26日(日)
- 18:30~20:30 Pythonの概要および環境構築
- 2月27日(月)
- 9:30~12:00 Pythonの文法,Pythonによる簡単なプログラム
13:30~18:00 Pythonによるプログラム,Pythonによる統計解析 - 2月28日(火)
- 9:30~12:00 Pythonによる統計解析,Pythonと他言語(RやC)との連携
13:30~15:00 Pythonと他言語(RやC)との連携,質疑応答
どちらのコースもPCを用いた実習形式になりますので,ノートPCの持参および事前の準備が必要となります.(参加申し込み後に詳細の連絡をいたします)
- ◆問い合わせ先:
- 日本行動計量学会 運営委員会
第19回春の合宿セミナー 実行委員会
(★を@に変更の上、お送りください) - ◆詳細:
- https://sites.google.com/site/bsjspringseminar/home