国際交流委員会からのお知らせ(日中韓フォーラム概要報告)

日中韓・次世代リーダーズフォーラムにおける
会員(入会予定者を含む)の報告について

 当学会では、韓国国際政治学会(KAIS)からの9名派遣依頼にもとづき、下記学術会議の次世代リーダーズフォーラムでの報告者を、国際交流委員会で応募資格を限定のうえ募集・選考して9応募を採択し、直前に体調不良で出席を断念されたお1人を除いて8人が出席されましたので、以下に報告させていただきます。
 周知・お声がけにご尽力くださった会員の皆様、応募者・報告者の皆様に深く御礼申し上げます。
 各セッションの内容については、参加者からの報告を次々号のニューズレターに掲載していただく予定です。

  1. 会議名称:
    「トランプ時代の韓中日葛藤克服と新協力時代構想:専門家と次世代リーダーの会合」
    “Trump’s America and Asia’s Contested Order: Expert Meetings and Young Leaders’ Forum”
  2. 主催者:韓国国際政治学会(KAIS)と韓国国際交流財団の共同主催
         (航空運賃・漢陽大学ゲストハウス宿泊費用は主催者より支給)
  3. 日時・場所
    2017年5月12日(金)~13日(土)、韓国ソウル漢陽大学
    (12日は専門家フォーラム、次世代リーダーズフォーラムは13日開催)
  4. 日本国際政治学会・国際交流委員会への応募資格:
    大学院生会員、専任のポストになく40歳以下のポスドク会員
    上記条件を満たす入会予定の方
  5. 5月13日 次世代リーダーズフォーラム(午前は3分野別セッション報告とディスカッション、午後は全体での総括議論)
    日本からの参加者・報告題目

    1. Session I Security Relations
      • 秋山肇(国際基督教大学大学院博士後期課程/日本学術振興会特別研究員)
        ‘Enforcement and Securitisation of Nationality: The Japanese Nationality Policy on Koreans during the Colonial Era’
        (第3セッションで報告予定のところKAIS側の要請で移動)
      • 中舛僚(立命館大学大学院博士前期課程)
        ‘The Maritime Safety Cooperation of Asia:Fusion of an Arc and a Road by Three Countries in Northeast Asia’
      • (本セッションでは、ほかに韓国から3名、中国から4名などが報告)
    2. Session II Economic Relations
      • 熊倉潤(日本学術振興会海外特別研究員・在台湾)
        ‘China’s “One Belt One Road”, Global Governance and Security’
      • 張暮輝(東京大学大学院博士後期課程)
        ‘Who are Winners and Who are Losers?: Progress and Challenges for the China-Japan-Korea (CJK) Trilateral FTA’
      • (本セッションでは、ほかにソウル国立大学留学中の日本人1名、韓国から4名、中国から4名などが報告)
    3. Session III Nontraditional Security Relations
      • 木村英里菜(神戸大学大学院博士前期課程)
        ‘Japans’ Public Diplomacy towards Asia-Pacific Region: The Issues of Exchange Diplomacy and Cultural Diplomacy in the 21st Century’
      • 佐藤雪絵(早稲田大学大学院博士前期課程)
        ‘Possibility of Historical Reconciliation in East Asia: Lessons from the Korean Experience of the Gwangju Uprising’
      • 髙橋優子(九州大学大学院博士後期課程)
        ‘Koreans and Japanese United to Support Korean A-bomb Survivors: Identities and their interaction’
      • 内山雅之(立命館大学大学院博士前期課程)
        ‘Reconsideration of Pan-Asianism: Study of Okakura Tenshin’
      • (本セッションでは、ほかに韓国から3名、中国から4名などが報告)

(国際交流委員会)