関西例会4月例会(4月25日)のご案内
◆日時:2015年4月25日(土)午後3時‐5時30分
◆場所:関西大学千里山キャンパス 第一学舎 1号棟3F会議室
キャンパスまでのアクセス
http://www.kansai-u.ac.jp/global/guide/access.html
キャンパス内マップ
http://www.kansai-u.ac.jp/global/guide/mapsenri.html
(あすかの庭(No.32)に面した茶色の建物の3階)
◆報告者:辛島理人氏(関西学院大学)
◆報告タイトル:「学知と社会民主主義からみる日本・アジア・アメリカ(仮)」
要旨:
本報告では、日本の知識人、主に経済学者に焦点をあてて戦時から戦後までの日本・アジア関係を検証する。第一次世界大戦を経て、日本の指導者や知識人につきつけられた問題は、政府による国民(帝国)経済の管理(資源の動員と再分配)と植民地ナショナリズム(権利の拡大と再分配)であった。この二つの問題は、第二次世界大戦後にもちこされ、脱植民地化や冷戦の過程にも大きな影響をあたえたと考えられる。今回は、1930年代からこういった課題に取り組んだ知識人が、政財官の指導者と連携しながら、戦後どのようにアジアに関する学知をつくりだし、アメリカ(特に民主党系民間財団)の日本関与に反応したかについて議論したい。
◆討論者:柴山太会員(関西学院大学)
◆司会者:池田慎太郎会員(関西大学)
◆お問い合わせ先:大津留(北川)智恵子
(★を@に置き替えてください)