一般財団法人日本国際政治学会2021年度研究大会特設サイト

研究大会プログラム 第3日 10月31日(日)

開場 9:00

分科会セッションD 9:30~11:00

D-1 欧州国際政治史・欧州研究分科会  責任者 池田 亮(東北大学)

テーマ
イギリスの戦後ヨーロッパ秩序構想

司会
池田 亮(東北大学)

報告
中村 優介(慶應義塾大学)
「ウィンストン・チャーチルにおけるフランス再興の構想、1940-1945年――英米関係と英仏関係の狭間で」

南日 賢(大和市役所)
「イギリスと西ドイツのオストポリティーク1969-1972」

討論
川嶋 周一(明治大学)
妹尾 哲志(専修大学)

D-2 中東分科会  責任者 溝渕 正季(広島大学)

テーマ
東アラブの政治変動とイスラーム

司会
溝渕 正季(広島大学)

報告
池端 蕗子(日本学術振興会)
「『宗教の国際政治』というアリーナ創出――規範形成に挑戦するヨルダンとイスラーム諸国」

渡邊 駿(日本エネルギー経済研究所)
「ヨルダンの権威主義政治と国家性――地方分権改革を事例として」

木戸 皓平(東京外国語大学)
「外部介入を招く外交のコンシステンシーとインコシステンシー――2000年以降のシリアを事例に」

討論
錦田 愛子(慶應義塾大学)

D-3 ジェンダー分科会  責任者 中村 文子(山形大学)

テーマ
女性による意思決定への参画

司会
中村 文子(山形大学)

報告
笹岡 伸矢(駿河台大学)
「戦前の女性参政権成立における政治的要因――計量分析から考える」

甲斐田 きよみ(文京学院大学)
「女性の世帯内意思決定参加を促す開発援助とは何か?――ナイジェリアを事例として」

討論
久保田 徳仁(防衛大学校)
大野 聖良(神戸大学)

D-4 院生・若手研究分科会Ⅱ  責任者 湯浅 拓也(流通経済大学)

テーマ
国際関係におけるアクター間対立のメカニズムとその帰結

司会
馬場 一輝(韓国統一研究院)

報告
大谷 壮生(一橋大学)
「対等化の悲劇――日韓歴史摩擦の悪化と『地位』」

陳 兆昱(青山学院大学)
「ジェンダー多様性と国家間紛争――女性は平和を促進するか」

符 晨(青山学院大学)
「国家間の敵対関係は民族自決運動の結果にどのように影響するか」

討論
浅野 塁(早稲田大学)
湯川 拓(東京大学)

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分科会セッションE 11:15~12:55

E-1 日本外交史・東アジア国際関係史合同分科会
責任者 高橋 和宏(法政大学) 五十嵐 隆幸(防衛大学校)

テーマ
東アジアにおける冷戦と内政

司会
五十嵐 隆幸(防衛大学校)

報告
岡田 美保(防衛大学校)
「日ソ国交回復交渉における国際冷戦と国内冷戦の相関」

濵砂 孝弘(九州大学)
「安保改定と日本社会党――社会党右派の視点から」

三代川 夏子(東京大学)
「断交下における日台『外交』チャネル――航空路線問題を例に」

討論
添谷 芳秀(慶應義塾大学)
川島 真(東京大学)

E-2 ロシア・東欧分科会  責任者 福田 宏(成城大学)

テーマ
戦間期東欧の権威主義政治――リトアニア・ユーゴスラヴィア・ハンガリーの事例から

司会
福田 宏(成城大学)

報告
姉川 雄大(千葉大学)
「戦間期ハンガリー権威主義政治における『ヌメルス・クラウズス』体制としての側面の解明に向けて」

門間 卓也(日本学術振興会)
「『グローバル・ファシズム』と現実政治――戦間期ユーゴスラヴィアにおける権威主義体制の分析」

重松 尚(東京大学)
「第二次世界大戦開戦前後のリトアニアの外交政策をめぐる議論」

討論
辻河 典子(近畿大学)
板橋 拓己(成蹊大学)

E-3 東南アジア分科会Ⅱ  責任者 増原 綾子(亜細亜大学)

テーマ
民主化過程の統治が抱える課題

司会
増原 綾子(亜細亜大学)

報告
小西 鉄(福岡女子大学)
「インドネシアにおける経済権力と金融監督――『新興国のビジネスと政治』と課題」

岡野 英之(近畿大学)
「タイ国境から見たクーデター後のミャンマー」

討論
末廣 昭(東京大学)
松野 明久(大阪大学)

E-4 国際政治経済分科会Ⅲ  責任者 西谷 真規子(神戸大学)

テーマ
書評会『新時代のグローバル・ガバナンス論』

司会
山田 高敬(名古屋大学)

報告
西谷 真規子(神戸大学)
「現代グローバル・ガバナンスの特徴――多主体性、多争点性、多層性、多中心性」

小川 裕子(東海大学)
「国際開発をめぐるグローバル・ガバナンス」

西村 もも子(東京女子大学)
「知的財産権の保護をめぐるグローバル・ガバナンス」

討論
山田 敦(一橋大学)
和田 洋典(青山学院大学)

E-5 政策決定分科会  責任者 川名 晋史(東京工業大学)

テーマ
米軍基地をめぐる政策決定

司会
川名 晋史(東京工業大学)

報告
辛 女林(上智大学短期大学部)
「地方政治主体を中心にみた在日米軍政策の合意過程」

大澤 傑(愛知学院大学)
「独裁者と基地――権威主義国家における基地の役割」

討論
熊本 博之(明星大学)
岸川 毅(上智大学)

E-6 平和研究分科会  責任者 清水 奈名子(宇都宮大学)

テーマ
移行期正義・国際刑事裁判と和解

司会
山田 哲也(南山大学)

報告
二村 まどか(法政大学)
「紛争解決・平和構築における和解の戦略的目的」

下谷内 奈緒(津田塾大学)
「国際刑事裁判における加害者と被害者の和解」

討論
小阪 真也(同志社大学)
山田 哲也(南山大学)

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英文ジャーナル投稿セミナー――Review of International Political Economy(RIPE)を中心として  12:30~14:00

 海外英文ジャーナルに投稿する意義や投稿誌の選択方法、査読プロセスなどについてセミナー形式でお伝えします。Review of International Political Economy (RIPE)編集委員と英語論文執筆経験の多い会員2名が、効率的な英語論文執筆法や査読を通るための執筆技法など、実践的な情報も含めて議論します。

スピーカー
片田 さおり(南カリフォルニア大学、RIPE編集委員)
吉松 秀孝(立命館アジア太平洋大学)
浜中 慎太郎(アジア経済研究所)

司会
片田 さおり(南カリフォルニア大学)

午後の部会 14:00~16:30

部会11 歴史認識・記憶・和解の可能性と国際関係

司会
木畑 洋一(東京大学)

報告
浅野 豊美(早稲田大学)
「国民国家形成の断層をめぐる内外政治の共振と歴史和解――日韓関係を例に」

前川 一郎(立命館大学)
「イギリスの人びとは帝国・植民地主義の過去をどう見てきたか?」

片岡 真輝(アジア経済研究所)
「フィジーにおける表層的な民族融和と多人種主義――記憶の政治利用と被害者記憶をめぐって」

討論
木村 幹(神戸大学)
クロス 京子(京都産業大学)

部会12 英米覇権のグローバリズムを問い直す

司会
柄谷 利恵子(関西大学)

報告
中嶋 啓雄(大阪大学)
「アジア・太平洋における自由主義的帝国間秩序と『新渡戸宗の使徒』――両大戦間期から戦後へ」

遠藤 誠治(成蹊大学)
「英米覇権のグローバリズムとは何か――構造理論の視点から(仮)」

白川 俊介(関西学院大学)
「『ナショナリズムの復活』に関する規範的考察――政治哲学的観点から」

討論
清水 耕介(龍谷大学)
馬路 智仁(東京大学)

部会13 地域制度形成の国際関係――国際連携ダイナミズムの理論的検討

司会
太田 宏(早稲田大学)

報告
森井 裕一(東京大学)
「EUの対インド太平洋外交とドイツのリーダシップ」

坂井 一成(神戸大学)
「地中海圏域における地域連携の交錯とフランス」

今井 宏平(アジア経済研究所)
「中東・欧州・ユーラシア地域制度の関係とトルコ外交」

討論
太田 宏(早稲田大学)
大庭 三枝(神奈川大学)

部会14 アフリカにおける『ケア』の政治

司会
武内 進一(東京外国語大学)

報告
眞城 百華(上智大学)
「紛争下における女性のエージェンシーの検討――エチオピア・ティグライ女性協会の経験」

牧野 久美子(アジア経済研究所)
「南アフリカにおける社会政策の変化とケアの再編」

玉井 隆(東洋学園大学)
「ナイジェリアにおける周縁化された人びとの生とケア」

討論
網中 昭世(アジア経済研究所)
杉木 明子(慶応義塾大学)

部会15 グローバル・ヒストリーとしての石油危機

司会
池田 明史(東洋英和女学院大学)

報告
藤澤 潤(神戸大学)
「石油危機とソ連・東欧諸国」

山口 育人(奈良大学)
「石油危機と国際金融秩序」

平野 克己(アジア経済研究所)
「石油危機と開発論の変質」

討論
秋田 茂(大阪大学)
山本 健(西南学院大学)

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