研究大会プログラム 第2日 10月30日(土)
開場 9:00
午前の部会 9:30~12:00
部会6 沖縄返還50年――国際政治史の文脈で
司会
我部 政明(琉球大学)
報告
河野 康子(法政大学)
「冷戦と脱植民地化の中の沖縄――那覇・ニューヨーク・東京(1961-1967)」
野添 文彬(沖縄国際大学)
「沖縄米軍基地の整理縮小は進んだのか?――沖縄返還とその後」
成田 千尋(立命館大学)
「東アジア国際政治と沖縄返還交渉」
討論
佐道 明広(中京大学)
佐々木 卓也(立教大学)
部会7 ソーシャル・メディアによる連帯と分断の国際政治
司会
外山 文子(筑波大学)
報告
五野井 郁夫(高千穂大学)
「ソーシャル・メディアとグローバルな民主主義」
張 雪斌(大阪経済法科大学)
「中国の対外宣伝広報におけるソーシャル・メディア」
山本 達也(清泉女子大学)
「ソーシャル・メディアをめぐる政府と民衆のパワーバランスの推移と国際政治への影響」
討論
阿古 智子(東京大学)
千葉 悠志(公立小松大学)
部会8 和平調停と平和構築における包摂性の課題
司会
田中(坂部) 有佳子(青山学院大学)
報告
東 大作(上智大学)
「包摂性の課題――南スーダンとアフガンのケース」
谷口 美代子(国際協力機構)
「包摂性の課題――ミンダナオの事例から」
山尾 大(九州大学)
「戦後イラクにおける包摂性と国民統合の問題」
討論
峯 陽一(同志社大学)
田中(坂部) 有佳子(青山学院大学)
部会9 メガリージョンの再編成――インド太平洋・一帯一路・ユーラシア連合を中心に
司会
岩下 明裕(北海道大学)
報告
伊藤 融(防衛大学校)
「インドから見たインド太平洋――対中安全保障と戦略的自律性の狭間で揺れるモディ政権」
堀内 賢志(静岡県立大学)
「『大ユーラシア』をめぐるロシアの外交戦略」
三船 恵美(駒澤大学)
「中国からみた一帯一路とインド太平洋」
討論
岩下 明裕(北海道大学)
溜 和敏(中京大学)
部会10 日韓合同部会 “Constructing Regional Architecture: Middle Powers in the Asia-Pacific”(英語で実施)
Chair
OYANE Satoshi (Doshisha University, President of JAIR)
Speakers
PAIK Wooyeal (Yonsei University)
“Are They in the Same Boat? The Middle Powers’ Geostrategic Perspectives in the BRI-IPS Interstellar”
WU Yu-Shan (Institute of Political Science, Academia Sinica)
“Medium and Small Countries on the Geostrategic Faultline: Hegemonic Rivalry and the Pandemic”
YAMAMOTO Nobuto (Keio University)
“The Dynamics of Regional Cooperation Games: Perspectives from Southeast Asia”
Discussant
LIM Eunjung (Kongju National University)
STARECKA Katarzyna (The University of Warsaw)
分科会セッションB 12:15~13:45
B-1 日本外交史分科会Ⅱ 責任者 高橋 和宏(法政大学)
テーマ
自由論題
司会
熊本 史雄(駒澤大学)
報告
番定 賢治(アジア歴史資料センター)
「国際人道法の形成と日本外交――戦間期における国際赤十字運動への関与と捕虜条約(1929年)批准の挫折」
石本 凌也(同志社大学)
「米ソ戦略兵器制限交渉をめぐる日本外交、1972-1979年――被爆国である同盟国の受容と主張」
討論
熊本 史雄(駒澤大学)
黒崎 輝(福島大学)
B-2 アメリカ政治外交分科会 責任者 森 聡(法政大学)
テーマ
人権問題と米国の制裁
司会
倉科 一希(広島市立大学)
報告
竹野 貴子(南山大学)
「レーガン政権期米国のアパルトヘイト政策に対する経済制裁をめぐる米国国内政治の展開――州議会・政府、地方議会・政府における『準外交』の萌芽と外交問題の内政化を中心に」
村上 政俊(皇學館大学)
「新彊ウイグル自治区問題に関する米国の対中制裁」
討論
西山 隆行(成蹊大学)
松本 佐保(日本大学)
B-3 アフリカ分科会 責任者 佐藤 章(アジア経済研究所)
テーマ
自由論題
司会
佐藤 章(アジア経済研究所)
報告
長辻 貴之(早稲田大学)
“Electoral Blind Spot and International Observers in Africa”
大平 和希子(東京大学)
「伝統的権威の変容と国家統治――ブニョロキタラ王国とムセヴェニ政権」
討論
藤井 広重(宇都宮大学)
榎本 珠良(明治大学)
B-4 理論と方法分科会Ⅰ 責任者 岩波 由香里(東京大学)
テーマ
理論
司会
赤星 聖(関西学院大学)
報告
政所 大輔(北九州市立大学)
“Reconciliation as a Mechanism of Norm Diffusion: Japan and Human Security”
周 源(神戸大学)
“A Formal Theory of Authoritarian Foreign Propaganda”
澤田 寛人(防衛省防衛研究所)
“The Mercurial Commitment: Revisiting the Unintended Consequence of
Military Humanitarian Intervention and Anti-atrocity Norms”
討論
阪口 功(学習院大学)
岩波 由香里(東京大学)
B-5 国際政治経済分科会Ⅰ 責任者 西谷 真規子(神戸大学)
テーマ
経済と安全保障
司会
吉川 元(広島市立大学)
報告
髙𣘺 敏哉(松蔭大学)
「自由貿易制約への国家安全保障論の陥穽」
鈴木 弘隆(元静岡県立大学)
“Aid-Based EU’s Economic Statecraft and European Populism: Is It Backsliding of Integration or Integration by the Crisis of COVID-19”
討論
鈴木 一人(東京大学)
奥迫 元(早稲田大学)
B-6 院生・若手研究分科会Ⅰ 責任者 湯浅 拓也(流通経済大学)
テーマ
国際関係における理論と秩序認識
司会
細川 真由(京都大学)
報告
池嵜 航一(北海道大学)
「レイモン・アロンの戦争観――冷戦とクラウゼヴィッツ」
渡邊 涼一(筑波大学)
「国際社会の制度構造と制度間関係――英国学派の国際社会論」
討論
大中 真(桜美林大学)
宮下 雄一郎(法政大学)
分科会セッションC 14:00~15:30
C-1 ラテンアメリカ分科会 責任者 山岡 加奈子(アジア経済研究所)
テーマ
メキシコ権威主義体制再訪――成立過程と経済運営
司会
山岡 加奈子(アジア経済研究所)
報告
岡部 恭宜(東北大学)
「メキシコ中央銀行のソーシャル・キャピタル、1952-1970年」
村上 勇介(京都大学)
「メキシコ権威主義体制の成立過程――1920-40年」
討論
ロメロ イサミ(帯広畜産大学)
渡邉 暁(東京工業大学)
C-2 理論と方法分科会Ⅱ 責任者 岩波 由香里(東京大学)
テーマ
実験
司会
土井 翔平(北海道大学)
報告
多湖 淳(早稲田大学)
“Micro-foundation of Quest for Status: Testing Status Perception and Multilateral Use of Force”
秦 正樹(京都府立大学)・浜中 新吾(龍谷大学)
「ワクチン確保をめぐる『闇の力』――日本とイスラエル世論におけるサーベイ実験の比較」
村上 剛(立命館大学)
“Beyond Racial Prejudice: How Security Impacts Japanese Public Attitudes on Immigration”
討論
ケネス 盛 マッケルウェイン(東京大学)
土井 翔平(北海道大学)
C-3 国際統合分科会 責任者 小林 正英(尚美学園大学)
テーマ
EUの規制政治
司会
武田 健(青山学院大学)
報告
吉沢 晃(関西大学)
「EUの市場支配的地位濫用規制の対外的含意――3つのGoogle事件」
津田 久美子(北海道大学)
「EUの国際課税ガバナンス――その規範パワーの考察」
討論
渡邊 頼純(関西国際大学)
神江 沙蘭(関西大学)
C-4 国際政治経済分科会Ⅱ 責任者 西谷 真規子(神戸大学)
テーマ
経済のグローバル化と米国政治過程
司会
鈴木 一敏(上智大学)
報告
吉本 郁(東京大学)
「生産過程のグローバル化と外国ロビー――米国FARAレポートの分析から」
手塚 沙織(南山大学)
「資本化されたシティズンシップ――アメリカの投資家移民ビザプログラムを事例として」
討論
西山 隆行(成蹊大学)
鈴木 一敏(上智大学)
C-5 国際交流分科会 責任者 齋川 貴嗣(高崎経済大学)
テーマ
自由論題
司会
齋川 貴嗣(高崎経済大学)
報告
潘 吉玲(神奈川大学)
「1930-1950年代の徐逸樵の対日認識――雷震ら知日派グループの重要メンバーとして」
佐藤 雪絵(早稲田大学)
「光州事件とアメリカの対韓外交――人権問題をめぐる国務省・米議会・韓国外務部の三者関係を中心に」
討論
家永 真幸(東京女子大学)
小阪 裕城(釧路公立大学)
C-6 環境分科会 責任者 渡邉 智明(福岡工業大学)
テーマ
資源と環境をめぐる政治
司会
渡邉 智明(福岡工業大学)
報告
玉井 良尚(立命館大学)
「軍事と環境保護規範の相克――水資源の軍事利用問題を中心に」
近藤 重人(日本エネルギー経済研究所)
「サウジアラビアの気候変動外交――経済的利益と正統性の追求」
中川 洋一(立命館大学)
「第4次メルケル政権の気候保全エネルギー政策とその変容」
討論
蓮井 誠一郎(茨城大学)
沖村 理史(広島市立大学)
渡邉 智明(福岡工業大学)
International Relations of the Asia-Pacific (IRAP)
投稿セミナー 13:30~15:30
20周年を迎えたInternational Relations of the Asia-Pacific(IRAP)誌の趣旨、掲載論文の方向性、課題などについて、IRAPの編集に携わった会員が所見や体験談を提供し、投稿に関するアドバイスや将来の展望を含め、セミナー形式で会員の皆様と意見交換を行います。
スピーカー
佐々木 卓也(立教大学、元IRAP編集主任)
飯田 敬輔(東京大学、前IRAP編集主任)
司会
鈴木 基史(京都大学、現IRAP編集主任)
総会 15:45~16:05
共通論題 16:15~19:05
テーマ
「ポスト・コロナの国際秩序」
司会
国分 良成(慶應義塾大学)
報告
亀山 康子(国立環境研究所)
「環境・気候変動の観点」
古城 佳子(青山学院大学)
「コロナと自由主義国際経済秩序」
道下 徳成(政策研究大学院大学)
「安全保障の観点――日本の役割の変化と展望」
討論
小林 誠(お茶の水女子大学)
保城 広至(東京大学)