英文機関誌編集委員会

英文機関誌編集委員会からのお知らせ (2009年3月29日)

この度、山本吉宣前主任より重責をお預かりすることとなりました。文字通り山積する日々の責務を前に、皆様にはご迷惑をおかけするのではないかと危惧しておりますが、何とか最低限の役目は果たして参りたいと思いますので、ご指導、ご鞭撻、ご支援のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

大変心強いことに、編集委員には、高原明生(副主任)、栗栖薫子、多湖淳、田所昌幸、細谷雄一、ギャレン・ムロイ、の諸会員がご就任くださいました。また、編集アシスタントとして、猪口孝初代編集長時代より一貫してお手伝いいただいている安納献氏が留まって下さることとなり、大変心強く思っております。

学会の英文ジャーナルであるInternational Relations of the Asia-Pacific (IRAP)は、英国のOxford Journalsより刊行されています。それまでは年2回であったものを、山本前主任のご尽力により2007年から年3回の刊行となった結果、Social Science Citation Indexにも登録され、Thomson Scientific ISIで提供しているWeb of Science上で、2007年以降の論文の検索が可能になりました。(http://www.thomsonscientific.jp/products/wos/contents/ssc.shtml

なお、早いもので、今年でIRAP創刊10周年を迎えます。そこで、11月6-8日に神戸での開催が予定されている2009年度研究大会に向けて、猪口孝会員とプリンストン大学のJohn Ikenberry氏を共同議長とする2つの記念部会の準備を進めています。まだ資金の目処が完全に立っていないという状況ではありますが(ご支援いただけそうな組織をご存知の方がいらっしゃったらご一報いただければ大変有難く存じます)、金融危機後のアメリカを中心とする世界秩序が、金融と軍事の面でどのように変貌していくのかという問題に、歴史的視座も含めて切り込もうとするテーマ設定の下に、論文の執筆陣(欧米2、中国1、韓国1、日本2)もほぼ固まりつつあります。

引き続き、論文の積極的な投稿を含め、会員諸氏のIRAPへのご理解とご支援を、切にお願い申し上げます。

(09/03/29記、文責:添谷芳秀)

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